開催日:2024年10月15日(火)13:30~15:45
開催場所:東工大蔵前会館・くらまえホール
主催:日本国特許庁(JPO)
共催:東京科学大学
開催形式:会場での開催(日英同時通訳あり)
本シンポジウムは、JPO主催、東京科学大を共催とし、大学で生まれた技術を産業界に技術移転するプロセスにおける多様な知財マネジメントの実態について議論する国際シンポジウムとして、東京科学大・大岡山キャンパスで開催されました。国外からは欧州特許庁(EPO)、米国特許商標庁(USPTO)、世界知的所有権機関(WIPO)、そして日米欧の三極ユーザー団体(BE、JIPA、AIPLA、IPO)の代表者の登壇と、約200名の参加者を数えました。
特許庁小野洋太長官の開催者ご挨拶、本学の大竹尚登理事長の基調講演に始まり、パネルディスカッションで、スタートアップを通じてアカデミア技術を社会実装するプロセスや、複数の研究者や組織が協働して、社会課題の解決に挑戦するようなエコシステムにおける知的財産権の活用方法や役割について、日米欧・産官学それぞれの立場から議論がありました。
パネルディスカッションA, Bにおいて、飯田香緒里、大嶋洋一の両本学副学長がそれぞれ「スタートアップを通じたアカデミア技術の社会実装~成功に向けた課題と解決策~」、「イノベーションエコシステムのための知財マネジメント」のモデレータとして登壇しました。ダイバーシティ・インクルージョン、知財の初等教育の重要性、アジャイルなスタートアップエコシステムの構築や特許審査の迅速化など、パネリストから多くの重要な指摘や課題の共有がありました。
最後に本学の田中雄二郎学長より閉会の挨拶があり、盛況のうちにシンポジウムを終えました。
産学共創機構 オープンイノベーション室
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